夏のツーリング2019 ~足摺岬からの最後はメタセコイア並木へ~ [touring]
8/18
四万十川を見学した後、R441からR56を経て足摺岬へ進みます。
四万十市から足摺岬までが遠かった・・・
R56からすぐにR321に進むと足摺岬を最短ルートでたどり着くことができるのですが、
一向にR321の看板が出てきません。
地図通りに進んでいるように思うのですが、
見知らぬ土地故に距離感がつかめないのは、変に嬉しくもある(笑)
足摺岬の看板を発見。
へ!?
あと60kmもあんの?
噂には聞いてたけど、めっちゃ遠いんだな。
すると高知県宿毛市に入ると、R321の看板発見
ようやく足摺岬へ進むことができると思ったら
なんで、右側が海なの?
どうやら、R321でも岬の反対側の宿毛湾側ルートまで来ちゃったみたい。
でもさ、
この海の向こうが、九州なんだよね。
道を間違えても、感動しているワタクシです。
この道、R321の中でも「サニーロード」って言われる道らしい。
東北では見られない南国っぽい雰囲気の道で、楽しい道でした。
PM1時、ようやく足摺岬に到着
すっげー遠かった。。
ここが、台風の進路でよく聞く岬なんだね。
看板も発見
後ろの銅像は幕末ファンの中ではよだれ物のジョン万次郎氏。
足摺岬での漁の最中に遭難し、伊豆諸島の島で漂流生活をしたのちに
アメリカの船に助けられ、アメリカの文化に触れながら生活していった壮大な人生の持ち主
超ラッキーボーイと思えるけど、
11年間のアメリカ生活ののちに鎖国だった日本に戻ってからもずいぶん苦労したんでしょう。
日本に戻ってからは教育者の道に進んだようです。
では岬へ進みましょう。
南国っぽい林の中を通ると、ちょっとした展望台を発見
よく来ました。
ここは四国の最南端ですよ。
今年は、本州と四国の最南端を制覇しちゃったよ。
そして、
そこから眺める足摺岬は圧巻の迫力です。
おぉぉ。。
足がすくむほどの迫力です。
足摺岬灯台も見えました。
そこまで歩いて行ってみましょう。
遠いと思ったら意外と5分くらいで着いた。
大正3年に設置されたけど
米軍の攻撃や老朽化で昭和に入って改築。
その際、ロケット型の灯台に変身したのであります。
ロケットなんていうとアポロ計画の時期なんだろうな。
そんな珍しいロケット灯台にご挨拶
いやいや遠かった、遠かった。。
戻った場所にお土産屋とレストランを兼ねるお店「足摺グランドレスト」があったのでここでランチタイム
お昼も十分すぎたPM2時前でしたので混雑はありませんでした。
やっぱり土佐って言えばこれでしょ。
これを食べに土佐に来たといっても過言ではないのよ。
鰹のタタキ定食
右側手前のお椀が鰹のタタキです。
薬味の量が半端ないです。
ネギとミョウガとニンニクスライスとスダチかな?
その薬味と絡めて、かつ秘伝のタレで頂く鰹のタタキは全く臭みが無く、今まで食べた事が無い美味さでしたよ。
お店の人が高知市内と土佐清水市のタタキには違いがあるって言ってたけど、
美味すぎて、忘れた(笑)。
副長は定食ではなく、タタキ単品とこれ。
ところてん。
調べたら夏季限定商品のようです。
普段食べてるところてんと違って酢は入っていなくカツオダシで食べるようです。
お店の方にこのまま北上するR321ルートで高知に行くことを話すと
直ぐ近くに直線道路から急カーブがある箇所があり、バイク乗りが事故っているような
話をして頂きました。
ありがとうございました。感謝いたしますとともに、道中は気を付けて走ります。
お腹も見たされて、ツーリング再開
高知市の海沿いにある「種崎千松公園」が今夜のキャンプ場。
ちょっと、足摺岬で時間をロスしちゃったので、高速道路使ってバビューンと行きます。
日が落ちる前に「種崎千松公園」に到着したものの、
テント設置後に近くの桂浜荘にお風呂で訪れたところ、15時までだった。。
ここから約20分のところにある「天然温泉はるのの湯」を教えてもらって猛ダッシュ。PM9時まで
良かったです。開いてました。
よく行ってた極楽湯に近い感じでしたね。
一日の疲れを癒して、我が家へと帰ります。
途中、
帰りの太平洋沿いに走る県道14号から月を拝む
月明りに照らされる海ってワタクシも副長も初めて見ましたよ。
幻想的でした。
さて、この種崎千松公園は無料のキャンプ場
世間は明日からお仕事モードなので、我々以外は誰もいませんので貸し切りです。
乾杯の写真を撮るのを忘れたけれど、ちゃんと飲んでおります。
我々が就寝しようとした頃、車で訪れてきた男女二人組が来た程度で高知最後の夜は深けていきました。。
翌日
∑・m= チュンチュン ∑・m= チュンチュン
暑い。。。。
昨日の天狗高原の涼しさと違って、こっちは浜辺近く
寝苦しい夜となりました。寝たけどね
AM5時過ぎ頃浜辺を散歩
朝焼けの土佐湾を拝む
微妙に雨が降ってきましたが、道中の台風の雨風に比べたら可愛いもんです。
足元を見たら、なにやらくっついてきたよ。
土佐だから土佐猫っていうのかい?
この辺の主たちがおりました。
せっかくなんで、モデルになって頂きました。
やはり君たち、日本の夜明けがよく似合う猫たちだよ。
さて、雨が本降りになる前に撤収しますか。
サクッと撤収して次の場所へ移動。
すぐ近くの桂浜へ到着。
営業時間は有料駐車場らしかったけど、誰もいないので無料で入れました。
高知に来たのだからあの方にご挨拶せねばなるまい。
もちろん、AM7時前なのでお土産屋はやってないよ。
桂浜を横目に、登って行く。
早朝は観光客がいないのでスムーズに進みます。
あっ!!居りました。
日本の夜明けと洗濯が似合う御仁の像が
凄くでかっ!!
龍馬殿、
幕末好きのライダーがはるばる東北から会いに来ましたよ~
副長がLINEで娘に写真を送ったところ、
「これって坂本?」って返信してきたけど、
なぜ苗字だけ??、普通は「龍馬」かフルネームじゃねーかい(笑)
では偉大な幕末の貢献者に失礼しまして。
敬礼!!
次は最後の高知を楽しみましょう。
一路、高知龍馬空港を目指して
最後は嗜好物でございます。
着きました。
広い田園地帯ではありますが、
カメラ反対側だよ。
クルっと向きを変えると
お~デカい!!
戦争遺産の前浜掩体壕群と呼ばれる地域です。
敵の攻撃から飛行機を守るための格納庫なんですが、群とよばれるからにはその他にも沢山あるようで
ここにも
あそこにも
辺りを見渡しても4~5個見つかりましたが、この場所には全部で7つの掩体壕があるようです。
その中でも、この4号掩体は国内最大級の大きさ
幅44m 高さ23m 奥行8mのビッグサイズ
ブッシュに覆われてたり、農機具格納庫になってたりしますが
その月日の流れを考えるだけでも、楽しくなります。
ワタシの住むエリアではまず見れない戦争遺産です。
では今度は近くの5号掩体へ
こちらは整備されて、公園のようになっておりました。
綺麗にリフォームされていて、ヤレ感が無いのは残念ですが、
未来へと語り継がれる公園となってほしいです。
原寸大の戦闘機のレプリカなんか置いてたらより観光スポットとなりそうだ。
時間の都合で7つすべて周ることはできなかったけど、
貴重な戦争遺産を拝見することができました。
おっきい戦争遺産ではあるけど、アングルによっては可愛く見えます。。
さて、こっからはひたすら移動。ずっと雨だから写真が無いよ
高知自動車道を北上し、徳島自動車道を東へ進み、神戸淡路鳴門自動車道で淡路島へ
神戸JCTから来た道を逆にたどって、今夜の宿は滋賀県大津市 約10時間を3行であらわすww
晴れたら琵琶湖でキャンプを考えてたけど、ずっと雨だったので格安ホテルを予約
比叡山近くの「ホテル大津」
周りにお店が無かったけど、広くてゆったりした部屋だったよ。
買い出しは大津のイオンにカッパ隊で出動
そして買ってきた食材で、最後の乾杯~
雨の中、お疲れ様でした。
∑・m= チュンチュン ∑・m= チュンチュン
そのまま翌日の記事に突入
翌朝はベットでぐっすり眠れて疲れも撮れましたので、AM6時に出発です。
雨が降ってなかったのでカッパ無しでR161を北上
そしていつものように途中から降られる(笑)
カッパを着て再出発しましたが、
帰路途中に寄った白髭神社に着いた時には奇跡的に雨は上がりましたよ。
ホテルから約1時間で到着
いいシェンロンがおりますね。
手水舎で清めていきます。
本殿で拝んでからの
道路側に渡って右左を確かめながら渡ります。
そして、大鳥居を拝見です。
おぉ。。。神々しいいでたちだこと。
本殿よりこっちが主役に感じてきました。
それにしても琵琶湖ってこんなに透明度があるんだね。
小学校の頃の社会科の時間で水質汚染が深刻だとか記載があったけど、
ここまで綺麗になったんだね。
せっかくなんで、
サブカメラWG-2は水深12m防水なんで水中撮影に挑戦
おりゃ!ザブン!
ほら、やっぱ綺麗だ。
奇跡的に雨が止んだ我々と白髭神社のパワーを敬意を示しましょう。
帰路の安全もお願いします。
さぁツーリングスポットも最後になってきました。
白髭神社から北上して約30分
ここを外す訳にはいけないよ。
憧れだった、この道へ
メタセコイア並木
また雨が降り出したけど、このシットリ感も良い景観
平日なので車の往来も少ないです。
それにしても並木が美しい
季節ごとに景観がかわるがわる楽しませてくれそうだね。
車が来ない事を確認して記念撮影
ばんざ~い!
カッパ隊に変身したけど、本当に来れてよカッパ。(笑)
いつの日か、別の季節にビワイチツー計画して、また来れたらいいなと思っております。
では、また今度来る日まで、バイバイ~
その後、最初に降りた木ノ内ICから高速道路をひたすら北上
金沢辺りから猛烈な雨にぶち当たり速度50km/h規制の中突っ走る
SAで雨情報を確認したら進路方向の高速道路上に、まさかの「線状降水帯」がずらりと真っ赤(泣)
ここまでずぶ濡れになると、なんだか楽しくなってくる。
とにかく、今年のツーリングは雨がおおカッパ・・・
新潟も半分にさしかかったころ、晴れ間が見えてきたり、ゲリラ豪雨が待ってたりを繰り返し
AM7:30到着。
今年の夏のANIKI夫婦、最長のツーリングが幕を閉じました。
3日目朝の四国カルストの風景
一匹の牛がおりました。
この辺りじゃ、日常の風景。
でも、青空と風車と絡み合って、遠くから来た旅人には何か微笑ましい景観に見えます。
我々が手を振ると、顔を上げて見てくれたりと可愛かったな。
四国に来られてよかった。
最長のツーリングは最高のツーリングでした。
でわでわ。。
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全走行距離:2565km
平均燃費:28km/L
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雨の中の長旅お疲れさまでした゚ヽ(´∀`。)ノ゚
10時間を3行で・・雨だとカメラもしまっちゃうからねぇ・・・
坂本には笑いましたが・・・
貸切の公園キャンプ場でヨカッタね・・
あの焚火台ってツーリングに最適ってよく本に書かれてるけど
意外に大きいよね・・
新潟まで自走 無事に帰宅出来て安心しました~~
by ゆう (2019-10-01 01:50)
本場の鰹のタタキがめっちゃ美味しそう
あんなにも薬味が乗っているのですね
高知市内と土佐清水市のタタキ、両方食べてみたいな
by さる1号 (2019-10-01 05:29)
今日はお邪魔致しまする。
むっちゃロングランお疲れ様でした。
四国独特の雰囲気が有り良い所ですよね。
by 影風響 (2019-10-01 09:43)
メタセコイア並木、晴れた休日だと人だらけらしいですよ(^^;
by j-taro (2019-10-01 19:55)
足摺岬までとは走りましたねー。
しかし掩体壕がルートに入ってるとは素晴らしい。
鳥肌立ちます(笑)
あそこは田植え前の水を張った時もお勧めです。
九州見えてるとこまできたら次回は九州かな?
by 響 (2019-10-03 09:20)
四国は仕事で通り過ぎただけ、、、まだ走ったことがなーい。
いつか走りにいかねば(^^)/
by くう (2019-10-03 15:56)
ロングラン無事完走お疲れ様でした
伊勢と四国で私の年間走行距離を越えてます(笑)
残すは九州ですね
by Jyo (2019-10-05 07:35)
四国ツーお疲れ様です。
最後に線状降水帯と共に北上するのは大変だったでしょうけど
夫婦の絆も強まった感じでしょうね。
by 歳三君 (2019-10-05 09:49)
>ゆうさん
焚火台は大きいです。ビッグスクーターなんで積載は可能ですがワタシのは無理。。
寂しくなるくらい貸し切りキャンプとなりましたが、沢山ニャンコもいたので
退屈しなかったですよ^^
by ANIKI (2019-10-08 06:37)
>さる1号さん
本場ものは違いますね。薬味もぴったりで食べ応えありました。
高知の藁焼きが食べ損ねたのが心残りです。
by ANIKI (2019-10-08 06:37)
>影風響さん
樹木が南国仕様なのがびっくりです。
遠くまで来たな~と実感しております。
by ANIKI (2019-10-08 06:37)
>j-taroさん
雨の平日でよカッパです(笑)
by ANIKI (2019-10-08 06:38)
>響さん
掩体壕はどうしても外せなかったです。
古墳のようにポコポコ存在して気が動転しそうでした。
九州上陸、いつになるかな。。
by ANIKI (2019-10-08 06:38)
>くうさん
九州ツー実行されたくうさんもうらやましいですよ。
ワタシは今度、しまなみ海道から四国上陸したいです。
by ANIKI (2019-10-08 06:38)
>Jyoさん
走りすぎですね。オイル交換年何回せねばならなくなるのか(笑)
九州行くには、まず早起きから練習です。
by ANIKI (2019-10-08 06:38)
>歳三君さん
台風の次はゲリラ豪雨、今年のツーリングは雨ごいがいりません(笑)
バイクは洗車したようにピカピカです。
by ANIKI (2019-10-08 06:38)
こんにちは。
ラヴロングツー 乙でした。
憧れの場所にも行けたし、何より無事な帰還が一番です。
by HIRO (2019-10-09 22:00)
>HIROさん
こんな長い距離、無事で生還できてよかったです。
そして、日本は想像以上に広い。。。
by ANIKI (2019-10-14 20:34)